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PROFILE

大阪府からIターン/ネイリスト22年目

アイスネイル 松本 麻由子さん Mayuko Matsumoto

大阪府堺市で生まれ育った松本さん。短大を卒業後、美容会社に就職。その後、ネイルに興味を持ち、ネイルサロン勤務を経て、美容専門学校でネイル講師を8年間務めるなど、ネイルの道を進んできました。2015年に境港市に移住。自宅にネイルサロンを併設し、ネイリストとして独立しました。現在は、中学3年生の息子さんと二人暮らし。

STORY

介護と子育てのため
父親の故郷・境港市にIターン

松本さんはシングルマザー。高齢で独り暮らしをしていた父親との同居話が出る中、故郷・境港に帰りたいという父親の希望を尊重し、当時年長だった息子さんの子育ても考えて、家族3人で境港市へ移住することを決意しました。新しくできた夕日ヶ丘団地で定期借地権制度を利用して好条件で家を建てられることを知り、自宅にネイルサロンを併設する形でネイリストとしても独立。境港市で、新たなキャリアと子育てをスタートさせました。

ネイル作業

教えてもらった場所に必ず行く!
地元人より境港を満喫中

当時は境港でネイルの需要がどれほどあるかわからず不安だったという松本さん。ブログで広報すると、すぐにお客様が来てくれるように。スーパーなどの地域情報は全てお客様から聞き、教えてもらった場所には必ず行くことを心掛けてきました。今ではネイルの仕事だけでなく、紹介してもらったさまざまな仕事も引き受けながら、境港での暮らしを満喫中。とっとり暮らしアドバイザーとして、鳥取・境港の良さを伝える活動も行っています。

ネイル作業中

教えてもらった場所に必ず行く!
地元人より境港を満喫中

当時は境港でネイルの需要がどれほどあるかわからず不安だったという松本さん。ブログで広報すると、すぐにお客様が来てくれるように。スーパーなどの地域情報は全てお客様から聞き、教えてもらった場所には必ず行くことを心掛けてきました。今ではネイルの仕事だけでなく、紹介してもらったさまざまな仕事も引き受けながら、境港での暮らしを満喫中。とっとり暮らしアドバイザーとして、鳥取・境港の良さを伝える活動も行っています。

ネイル道具

interview

松本 麻由子さん

今の仕事内容、やりがい

ネイルの施術は、どこよりも長持ちし、仕上がりの美しさが強みです。また、セルフケアができる1日講座や、プロも目指せる月謝制の講座など、ニーズに合わせたネイルスクールも開いています。境港は横の繋がりが強いので、気に入ってもらえるとほとんどのお客様がお友達を紹介してくれます。もともとネイルを知らなかったり、ネイルサロンに対して敷居の高さを感じていたというお客様たちが、ネイルを身近に楽しんでくださるようになったことに、やりがいを感じています。

休日の過ごし方

息子と一緒に、海や山、温泉などを満喫しています。大阪に住んでいる時も雪に触れさせてあげたいと1泊2日のスキー旅行に行っていましたが、こちらでは日帰りで行けるのが嬉しいです。大山のゲレンデではインストラクターにマンツーマンで教えてもらい、たまにはペンションに泊まったり、帰りに皆生温泉に寄ったりと、出来る限りのことをして楽しんでいます。すぐ近くに海が広がり、美しい大山を望める環境には、今でも毎日感動しています。

ネイル作業

鳥取で暮らして良かった事

子育て支援制度が充実していることです。境港市のファミリーサポートサービスは、境港市はシングルマザーだと利用料が半額。保育園の送り迎え、急な預かりなどでたくさん助けてもらいました。保育園は待機児童なしですぐに入れますし、小中学校は1学年が2~3クラス程度で、先生方が丁寧に見てくれます。中3の息子は、「将来、学校の先生になりたい」と言っていますが、それも、これまで先生方に良くしていただいたからだなと感じています。

今後の目標

移住してすぐにネイルサロンを立ち上げた時、お客様から敷居が高くて行きづらいとか、年齢が高くて恥ずかしいと言う声を聞いていたので、気軽に来られる場所を目指してきました。長く通ってくださっているお客様との関係をこれからも大切にしながら、今後は、ネイルの技術や楽しさをご自身でも体感してもらえるようになったらいいなと思っています。一人でも多くの人に、ネイルの魅力をお伝えしていくことが目標です。

ICE NAILS
ネイル中の様子
ネイル中の様子

MY LIFE IN TOTTORI

私のとっとり暮らし

移住後の平日と休日の過ごし方を
教えてもらいました

平日
平日と休日の過ごし方の円グラフ
平日と休日の過ごし方の円グラフ 休日
平日と休日の過ごし方の円グラフ
着物姿

日常を着物で過ごす

趣味で、普段から着物を着て過ごしています。着物で買い物に行ったり、美容院に行ったり。大阪から友人が来てくれた時には、着物で神社に行くなど、境港観光もしました。普段から着物を着ていると、地域の方が家の中に眠っている古い着物を譲ってくださるんです。体形に合わないものは袖などを直しながら着させてもらっています。大切にされてきたものを譲り受けることができ、とても嬉しいです。

SPECIALITY

私のおススメの逸品

花房精肉店のお肉

こだわりのお肉が並ぶ花房精肉店

産地や生産者にこだわったお肉が揃うアットホームなお店で、毎週末まとめ買いをしています。必ず買うのは「牛すじ」。牛すじカレーや味噌煮込みに。「ベーコン」も分厚くて絶品です!

私のイチオシの場所

かに

スーパーで買える!まるごと一匹の魚

移住して驚いたのが、見たことのない魚がまるごと一匹スーパーに売ってあること。移住した初日に、茹でガニ1匹が1,000円以下で売られていたので、すぐに買って食べたのもいい思い出です。

COMPANY INTRODUCTION

松本さんが暮らす
「境港市」

さかなと鬼太郎のまち境港市(さかいみなとし)

境港市は、三方が海に開けた港町。かにの水揚げ量日本一を誇る「境漁港」、重要港湾「境港(さかいこう)」、国際定期便が就航する「米子鬼太郎空港」の「3つの港」を有しています。また、境港市出身の漫画家・水木しげる氏の世界観に触れることができる「水木しげるロード」は多くの観光客で賑わいます。

水木しげるロード

境港が誇る随一の観光地

水木しげるロード ©︎水木プロ

JR境港駅から約800m続く「水木しげるロード」。道の両側に178体の妖怪ブロンズ像が設置され、夜には妖怪たちが影絵となって現れます。お土産店や飲食店が立ち並び、多くの観光客が訪れる人気の観光地です。

水産物直売施設

新鮮な魚介類が安く買える

水産物直売施設

市内には、「境港水産物直売センター」「大漁市場なかうら」「境港さかなセンター」の3か所の水産物直売施設があり、獲れたての新鮮な魚介類を安く買うことができます。地元の人たちや観光客にも人気です。

伯州綿(はくしゅうめん)

伝統を受け継ぎ、今に伝える

伯州綿(はくしゅうめん)

江戸時代から栽培が始まり、境港市の特産品として評価されてきた「伯州綿」。現在でも伝統工芸品「弓浜絣(ゆみはまがすり)」原料として用いられるほか、赤ちゃん用のおくるみや境港てぬぐいなどに加工され、販売されています。

子育てするなら境港

子どもを産み、育てやすい環境

子供達に読み聞かせ

境港市では、保育料の引き下げをはじめとする子育て世帯の負担軽減や保育施設の3歳未満児の受入枠拡大、地域子育て拠点施設での親子支援や乳幼児健診、新生児訪問など、子育て施策に力を入れています。

買い物環境・医療機関の充実

便利で、安心して暮らせるまち

便利で、安心して暮らせるまち

市内には、スーパー、コンビニ、ドラッグストアが多くあり、日常生活に必要なものは基本的に市内で揃えることができます。また、総合病院を含めた病院、診療所、歯科診療所など、医療体制も充実しています。

みなとテラス

誰もが憩える文化拠点

みなとテラス

みなとテラスは「市民交流センター」「市民図書館」「防災」の3つの機能を併せ持つ複合施設。"テラス"のような場所として、乳児からシニア世代、障がいのある方、外国人など誰もが気軽に利用できます。

「境港市」の紹介

●住所/
境港市役所/鳥取県境港市上道町3000
●相談窓口/
境港市総合政策課
●人口/
32,525人(2024年3月)
●ホームページ/
●移住支援制度
  • 移住希望者お試し滞在支援事業補助金
  • 新しいふるさとでのライフステージ支援補助金
  • 地方創生移住支援金

※支援制度については、総合政策課まで
お問い合わせください